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どこまでが「アスベスト調査」の守備範囲か?
どこまでが「アスベスト調査」の守備範囲か?
アスベスト調査の境界線を一言で言えば、「その工事で動かす全ての建材」です。しかし、現場では「どこまでが建材か」の判断が分かれることがあります。トラブルを防ぐための独自の視点で整理しました。
「解体する場所」と「その周辺」の全数チェック
よくある誤解は、壁を壊すから壁だけを調べるという考え方です。
● 物理的な干渉
ビスを一本打つ、釘を抜くといった動作でさえ、その周囲の塗膜や下地が削れるなら、それは調査の「土俵」に上がります。
ビスを一本打つ、釘を抜くといった動作でさえ、その周囲の塗膜や下地が削れるなら、それは調査の「土俵」に上がります。
● 隠れた層の存在
表面のクロス(壁紙)だけではなく、その裏側に隠れた「接着剤」や「下地調整パテ」までが、法律のいう一つの建材単位です。
表面のクロス(壁紙)だけではなく、その裏側に隠れた「接着剤」や「下地調整パテ」までが、法律のいう一つの建材単位です。
「無機物」以外はすべて疑うのが実務の定石
以下の3つの視点で対象を絞り込みます。
- ・成形された板状のもの(スレート等)
- ・練り込まれたもの(床タイル・塗材等)
- ・巻き付けられたもの(配管保温材等)
調査を「完了」させるための必須条件
「見たけれど分からなかった」は調査完了とは言えません。有資格者の目による目視と、図面との照合が必須です。
除外できるもの:
加工されていない木材、金属、ガラス、石材などの単一素材。
加工されていない木材、金属、ガラス、石材などの単一素材。
まとめ:判断のコツ
「粉塵が舞い上がる可能性が1%でもあるか?」という視点で現場を見渡せば、調査範囲は見えてきます。迷ったときは「分析に回す」のが、結果的に安全で低コストな選択です。
・現場では何を見て、どう判断すればよいのか
・「対象外」とする場合、何を残しておくべきなのか
・ 次回は、
「現場では何を見て、どう判断すれば良いのか」を整理しますので、
ぜひ次回もご覧ください。
